| 和名 | 小桜鸚哥 (コザクラインコ) |
英名 | Peachfaced Lovebird (ピーチフェイスド ラブバード) Rosefaced Lovebird (ローズフェイスド ラブバード) |
学名 | Agapornis roseicollis |
原産地 | アフリカ南西部に分布 |
寿命 | 目指せ25歳!<平均は10歳ぐらいらしい・・・。 |
体長 | 15〜17cm |
体重 | 45g〜55g |
分類 | オウム目インコ科ボタンインコ属コザクラインコ(ボタンインコ属は他に8種ある。) |
体色 | ノーマルは成鳥になると額は赤デコ、頬から胸にかけてはピンク色になる。背中は鮮やかなグリーンでお腹は黄緑色
、腰には美しいブルーになる。クチバシは黄色く、足は紫ががったグレーで爪は黒い。右上図 |
色変わり(品種) | 沢山います。−チェリーと名の付いて売られている鳥は大抵小桜の色変わり品種です。 |
性質 | 雄は少々神経質。雌はそうでもありません。ラブバードと言われるだけあって愛はとても強くそれ故に嫉妬心も強めかも。
そしてテリトリー意識が強いのでペア相手以外にテリトリーに入られることをとても嫌います。我が家では噛む原因は大抵コレです。
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慣れ方 | 手乗りとしても良くなれるのでとても人気のある鳥種ですが、荒鳥でも気長に慣らすと頭乗り程度になる個体は多いようです。
(手乗りにまでなるケースもある)ただ、個体差と飼い主の慣らし方次第なのでどうがんばっても馴れない場合もあります。
オカメはポーッとずっとそばにいてくれる感じですが、小桜は常にくるくる動いてじゃれついてまとわりついてくる感じです。自己主張は強いですがすっごくかわいいですよ。
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噛み方 | 本気で噛まれるとちょっと血が出るぐらいです。結構遠慮しないで噛みます。基本的に無理矢理掴むときは噛まれるのを覚悟しましょう。
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鳴き声 | キャリッキャリッと甲高く短く鳴く事が多いです。数がいるとうるさいですがギリギリ小鳥の声の範疇かも。たまーにキポポポポポと雄叫びを覚えてる子もいます。あれ元々のコザクラの声なんですかね?
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物まね | セキセイやオカメのようにメスに対してさえずり(ラブソングを歌う)をする習性はないようなので特にオスがおしゃべりが得意と言うことはないようです。、名前や挨拶が言えるケースをよく聞きますが、どちらかというとメスの子の方が覚えがよいように思います。得意かどうかは・・・謎(^^;) |
1羽で飼う | 1羽で手乗りで飼う場合、飼い主はその子のペア相手と認識されることが多いようです。ラブバードの熱い愛を受け止めてあげてください。オスの場合はいいのですが、メスの場合過産卵にならないように注意する必要はあると思います。 |
ベア | ラブバードと呼ばれる所以通り非常に夫婦仲の良い鳥です。基本的にはかかあ天下が夫婦円満の元。
でも多数で飼っていると浮気するケースも見受けられます(^^;)。また、夫婦仲のみならず相性さえ会えば同性でも
ラブラブしていたりします。仲がいいだけに独占欲も強いので要注意。 |
雌雄判別 | 外見にはほとんど性別差はありません。
はっきり言って・・・卵を産めばメス。ヒナが孵化すればオスです。
ただ、一般的に言われている雌雄判別の目安はあります。
■オス
・頭が丸い。
・ちょっと神経質で目端が利き周りをよく見ている。
・求愛給餌(吐き戻し)をする。
・発情するとペア相手の上に乗り総排泄肛をこすりつける交尾行動をとる。
・相手がいない場合は手や止まり木・おもちゃなどで交尾行動をする。
行為後、透明な液体がちみっとあればオス確定。
・発情時骨盤が締まっている。
■メス
・頭が扁平。<角張っている?
・あまり周り見てない。手乗りなんぞ紙きりに夢中になっているとコロっと捕まる。
・発情すると翼を広げ尾羽を上げ反り返る。
・発情が進むと骨盤が開く。指が入るほど開いていればメス確定。
・紙などを細くちぎって腰に差し巣材を集める。
などです。でも、頭の形は私はさっぱりわかりませんでしたし、メスが上に乗っかってる時もあれば、
オスが反り返っているときもあり・・・正直決め手には欠けます。求愛給餌しちゃうメスもいれば
紙囓り上手なオスもいますしね。
また骨盤についても大人のメスは判別できますが、発情していないメスとオスの区別は付きません。
でもそれなりにクセがあるので慣れた人ならだいたいのアタリはつきます。雌雄判別は慣れた方にお願いするかどうしても確実に知りたいのならDNA鑑定しかありません。 |
雑居 | テリトリー意識が強いので異種のみならず同種でもカゴでの雑居は基本的にはやめた方が無難。ペアで1カゴか、ペアになっていない個体は1羽1カゴでの飼育となります。
元々複数のペアからなる少数の群を形成するらしいので禽舎飼いも可能ですが、群の中での優位を決める争いや巣箱の取り合いをするので巣箱はペア数より多めに入れ、常に争い事での怪我などに注意しないとならないと思います。 |
繁殖 | 平均4〜6個産み21日〜24日(諸条件によりもっとかかることも)ぐらいで孵化します。抱卵はメスのみでオスは見張り番ですが、
飼鳥下の場合外敵もいないのでメスに寄り添って一緒に抱卵するオスもいます。(オスだけ抱卵したり交代で抱卵することはない模様。)繁殖意欲・成功率共に高めで我が家の上手なペアは15個産んで9羽孵化させて人間が手助けしましたが8羽育てました。
でも平均は3−5羽だと思います。下手なペアはやっぱり下手ですけどね。日本では主にボタン用の巣箱(縦巣)を使用します。巣材は紙などを与えると自分で細く裂いて巣に運び込みます。
野生では柳科の樹皮を巣材にしているそうです。あわ穂の茎などを裂いて巣材にする子もいます。 |